Just another WordPress site

トップ > 店長のつぶやき > 「ChatGPTは、使える?」藤田屋 店長のつぶやき Vol.58

「ChatGPTは、使える?」藤田屋 店長のつぶやき Vol.58

2024/09/21

カテゴリー店長のつぶやき

藤田屋 店長のつぶやき Vol.59
【ChatGPTは、使える?】
 
最近「ChatGPT」を試してます。
AI(人工知能)を活用して、会話や文章作成ができるツールです。
 
 
数年前に世に広まった当初は、誤った回答が多く、私も使う気がしませんでしたが…
最近では、その問題も解決されてきたとか。
 
そこで試しに、私の専門分野であるお酒について、ChatGPTに質問してみました。
 
その結果は…
 
 
「ワインの保存方法は?」
と聞いたところ、模範的な回答が返ってきました。
考え方の違いはあれど、特に間違いのない内容でした。
 
そこで今度は…
「熟成と保管を目的としたワインの保存方法の違いは?」
と、少しヒネった質問を投げてみました。
 
ネット上には、これらが混同されたり、区別されていなかったりする解説分が散見されますが…
ChatGPTは、どう答えるのか興味があったんです。
 
すると、この質問にも、的確な回答が返ってきました。
回答では、熟成と保管の目的の違いによる勘所が、シッカリと押さえてありました。
 
この結果を受けて、私は「ChatGPT、使えそう!」と判断しました。
 
※上記の質問の回答が気になった方は、実際にChatGPTに入力して、訊いてみてくださいね。
↓はじめての方も、何事もチャレンジ!です(^^)
 
 
以前、藤田屋LINEの配信は「豆知識」をメインにしていましたが…
AIがこれだけシッカリ回答できるなら、豆知識の有用性も低くなりそうです。
 
こうなる前に、配信の方向性を変えたのは正解だったかもしれませんね。
 
一方で、「今これを知るべき」や「これが面白い」といった、気づきをともなう提案が、AIは苦手なようです。
やはり私は この方向性で、皆さまに話題を提供できれば、と改めて感じました(^^)
 
 
今後、いろいろな仕事がAIに取って代わられていくのは明白です。
そんな中で「自分がどんな価値を生み出せるのか」を考えることが、より大切になりそうです。
 
酒商店として、ひとつ安心材料は、ChatGPTが味わいを判別できないことでしょうか。
味覚はデータ化できそうですが、嗅覚や触覚などを複合した味わいの判断は、まだ難しそうですし。
 
米やブドウの原材料品種による味わいの傾向、くらいなら、今のAIでも答えられると思いますが。
お酒の種類それぞれについては、そうもいかないでしょう。
 
なにせ、日本酒やワインは何万何十万と種類があって、日々入れ替わり続けますから。
その全てをデータ化することは、実質不可能かと思います。
 
このようにして、やるべきことを見極めて、ときにAIを上手く活用して。
これからも皆さまに、より「うれしい」「たのしい」「幸せ」を届けられるように、藤田屋も変化していきたいです(^^)
 

◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!


【小さな「うれしい」「たのしい」「幸せ」をつむぐ】
藤田屋本店 <地酒とワインとお取り寄せ食品の店>
店舗 9:00~19:00(土日も営業)
岐阜県大垣市新田町3-8