「ChatGPTは、使える?」藤田屋 店長のつぶやき Vol.58
2024/09/21
カテゴリー店長のつぶやき
藤田屋 店長のつぶやき Vol.59
【ChatGPTは、使える?】
最近「ChatGPT」を試してます。
AI(人工知能)を活用して、会話や文章作成ができるツールです。
数年前に世に広まった当初は、誤った回答が多く、私も使う気がしませんでしたが…
最近では、その問題も解決されてきたとか。
そこで試しに、私の専門分野であるお酒について、ChatGPTに質問してみました。
その結果は…
◆
「ワインの保存方法は?」
と聞いたところ、模範的な回答が返ってきました。
考え方の違いはあれど、特に間違いのない内容でした。
そこで今度は…
「熟成と保管を目的としたワインの保存方法の違いは?」
と、少しヒネった質問を投げてみました。
ネット上には、これらが混同されたり、区別されていなかったりする解説分が散見されますが…
ChatGPTは、どう答えるのか興味があったんです。
すると、この質問にも、的確な回答が返ってきました。
回答では、熟成と保管の目的の違いによる勘所が、シッカリと押さえてありました。
この結果を受けて、私は「ChatGPT、使えそう!」と判断しました。
※上記の質問の回答が気になった方は、実際にChatGPTに入力して、訊いてみてくださいね。
↓はじめての方も、何事もチャレンジ!です(^^)
◆
以前、藤田屋LINEの配信は「豆知識」をメインにしていましたが…
AIがこれだけシッカリ回答できるなら、豆知識の有用性も低くなりそうです。
こうなる前に、配信の方向性を変えたのは正解だったかもしれませんね。
一方で、「今これを知るべき」や「これが面白い」といった、気づきをともなう提案が、AIは苦手なようです。
やはり私は この方向性で、皆さまに話題を提供できれば、と改めて感じました(^^)
◆
今後、いろいろな仕事がAIに取って代わられていくのは明白です。
そんな中で「自分がどんな価値を生み出せるのか」を考えることが、より大切になりそうです。
酒商店として、ひとつ安心材料は、ChatGPTが味わいを判別できないことでしょうか。
味覚はデータ化できそうですが、嗅覚や触覚などを複合した味わいの判断は、まだ難しそうですし。
米やブドウの原材料品種による味わいの傾向、くらいなら、今のAIでも答えられると思いますが。
お酒の種類それぞれについては、そうもいかないでしょう。
なにせ、日本酒やワインは何万何十万と種類があって、日々入れ替わり続けますから。
その全てをデータ化することは、実質不可能かと思います。
このようにして、やるべきことを見極めて、ときにAIを上手く活用して。
これからも皆さまに、より「うれしい」「たのしい」「幸せ」を届けられるように、藤田屋も変化していきたいです(^^)
◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!
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