5年ぶり!岐阜の地酒「醴泉」の新たな挑戦『醴泉 純米吟醸 せせらぎ』
地酒「醴泉」ブランドから、定番酒に新たな品が登場!
私の記憶では、2019年冬の『醴泉 純米大吟醸 中汲み 玉』以来となる、約5年ぶりの新定番品です♪
名前は『醴泉 純米吟醸 せせらぎ』で、酒米は岐阜県産の特等「ひだほまれ」。
アルコール13度で、やさしい やわらかな味わいに仕上がっています♪
◆
本品のアルコール度は13~14%。
他の醴泉シリーズや、多くの日本酒は、たいてい15~16%ですから、わずかに低アルコールの造りです。
これは、近年の食の好みの多様化によりそって、より呑みやすい日本酒を造ろうという、「NEO日本酒」とも呼ばれる酒造りのムーブメントを感じます。
◆
また、「醴泉」の酒米といえば、酒米の王様「山田錦」が主体です。
これまでは、定番品の9種のうち、1種だけ「雄山錦」で、他9種は全て「山田錦」でした。
そこへ今回、「ひだほまれ」を使った本品が加わった、というわけです。
岐阜の最高峰の地酒「醴泉」の中でも、最も濃く地域色が感じられる逸品ですね!
◆
総じて、本品『せせらぎ』には、「醴泉」ブランドにとっての、大きな変化、新たな挑戦を感じました!
これを限定品ではなく、定番品としたところからも、蔵元の決意がうかがえるようです。
水色ラベルを目印に、ぜひ、この新たな潮流を、呑んで感じてほしいです(^^)
『醴泉 純米吟醸 せせらぎ』
… 720ml 1,350円 (1,485込)
… 1800ml 2,700円 (2,970込)
◆こぼれ話
「醴泉」を造る玉泉堂酒造さんには、下位ブランドの「無風(むかで)」があります。
そちらが「ひだほまれ」主体なのですが、藤田屋には すでに最上位の「醴泉」があるため、取り扱いがありません。
そんな中たまに、「無風」を求めて来店する方もいらっしゃって。
そんなときは「醴泉」をオススメしていたのですが、期待に応えられず、少し心残りに思っていました…
でも今度からは、同じ ひだほまれを使った、この『せせらぎ』があるので。
自信を持ってオススメできそうで、安心してます(^^;
◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!
—
【小さな「うれしい」「たのしい」「幸せ」をつむぐ】
藤田屋本店 <地酒とワインとお取り寄せ食品の店>
店舗 10:00~19:00(土日も営業・月曜定休)
岐阜県大垣市新田町3-8