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深く味わうコツを実践!マリトッツォの巻

2022/06/14

カテゴリー味わうコツ

【深く味わうコツを実践!マリトッツォの巻】
藤田屋の店長が、皆さんに伝えたい「深く味わうコツ」。
実際に、味わって食べてみた気づきを書いてみます!
 
今回 味わったのは、地元の新しいパン屋さんBAKERY TSUKIAKARIの『マリトッツオ』。
いただきものです(^^)
 
 
イタリア発祥のお菓子で、パンに生クリームをこんもりと挟んだ外観が特徴的。
一時期テレビでよく見ましたが、流れが速い都会では既にブームが去った模様。
 
でも、店長は初めて食べるので、とても たのしみでした!
実は、甘いもの大好きなんですよね~(^^)
 
◆まずは、コツなしで。
 
そのまま意識せず食べてみました。
生クリームが甘くて、ちゃんと美味しいです!
 
「深く味わうコツ」を実践しなくても、美味しいものは、なんとなくでも美味しく感じるものです。
 
でも、このままだと、本当の味わいを引き出せていません。
せっかくの美味しいものを、ちゃんと味わうため、「深く味わうコツ」の出番です!
 
◆深く味わうコツ!
 
そのコツは、本当にざっくり言うと、「含み香」と「温度」を意識すること。
前提として、食べ物への期待からくる、味わいたい「想い」が必要です。
 
「含み香」とは、食物を口に含んだ状態で、鼻に抜ける香りのこと。
脳は、これを味覚として認識するそうです。
味を感じるのは、舌だけではないんですね。
 
マリトッツォは要冷蔵だったので、「温度」は冷たい状態。
今回は温度的にはベストだったと思います。
 
「想い」は、初マリトッツォということで、期待が高まっています。
「こうして記事にしよう」という下心も、味わうことへの執着を生んで、上手く作用したといえそうです(^^;
 
◆含み香を意識すると?
 
クリームの甘みや、パンの香ばしさ、バターのコクがより感じ取れます。
ただ食べたときより、だんぜん美味しいです!
 
側面のマーマレード(?)が付いており、含み香で ほどよい苦味が出て、アクセントになります。
 
中にはレモンのような、柑橘のジャムが入っていました。
酸味が後口を さっぱりとさせてくれます。
含み香を意識すれば、さわやかな香りが広がるのを感じました。
 
刺さっているチューブにはハチミツが。
濃厚な甘さがプラスされます。
 
ハチミツとレモンジャムを一緒に含むと、さわやかさと甘みが合わさって、また違った美味しさに変化しました。
こうして混ぜて、新たな味わいを探すのも、また たのしいですね!
 
◆皆さんもぜひ!
 
こんな感じに、深く味わうことで、同じ食べ物でも、美味しさに違いが出てきます。
 
今回のマリトッツォは、ジャムやハチミツで味わいに変化が多く、夢中になって「温度」の違いに着目するのを忘れてしまいましたが(^^;
 
きっと、食材の温度が少し上がれば、より甘味を強く感じ取れたのではないかと思います。
 
マリトッツォのような食べ物だけでなく、藤田屋が扱う日本酒やワインなど、飲み物も同じです。
ぜひ「含み香」や「温度」に注目して、深く味わってみてくださいね!
 
◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!(^^)
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