店長のつぶやき Vol.52【石川県の日本酒】
2024/01/27
カテゴリー店長のつぶやき
藤田屋 店長のつぶやき Vol.52
【石川県の日本酒】
まだ記憶に新しい、1月1日の能登半島地震。
大きな地震からの復興には、長い期間がかかるといいます。
また石川県は現在、観光客が減って厳しい状況だとか。
買って食べて被災地支援することも、今必要なことの一つかと思います。
そのキッカケになればと、今回は石川のお酒について まとめてみました。
◆石川の日本酒
主要なお酒は、やはり日本酒です。
日本酒造りには、発酵に適した寒冷な気候と、やわらかな軟水が求められますが…
日本海に面した冬の厳しい寒さ、白山山系を水源とする弱軟水が、その条件を満たしています。
従来、石川のお酒は、濃醇で華やかな味わいが特徴でしたが…
現代では、蔵人の工夫で様々な味わいのお酒が造られています。
◆加賀の菊酒とは?
石川は歴史的な酒処です。
古く室町時代の文献に、銘酒として京に運ばれた記録があります。
それが、日本一の美酒と賞された「加賀の菊酒」です。
その正確な出自は、現代では不明ですが…
白山水系の「手取川」の上流に群生する、野生菊の滴りを受けた「菊水」で造られた、とする説が有力だそうです。
古来、菊の花は不老長寿の薬草として重宝されたこともあり。
その美味しさも相まって、「加賀の菊酒」が喜ばれたことは想像に難くありません。
◆石川の酒蔵は今
藤田屋が扱っている、石川の日本酒「加賀鳶」の酒蔵である福光屋さん。
今月の震災では大きな被害を免れ、酒造りを続けられているそうです。
ただ、蔵人さんに能登方面にお住まいの方もいるそうで。
ご自宅などに、少なからず影響があったのではと、心配に思います。
福光屋さんの公式サイトには「令和6年能登半島地震に関するお知らせ」があり。
その中に「能登、石川の日本酒を見かけられましたら、ぜひ味わって思いを寄せていただけましたら幸いです」との一文がありました。
この記事が微力でも、その想いの応えへと繋がれば幸いです。
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