Just another WordPress site

トップ > 店長のつぶやき > ワインみたいな日本酒から考えた、日本酒とワインの違いや影響。

ワインみたいな日本酒から考えた、日本酒とワインの違いや影響。

2024/03/30

カテゴリー店長のつぶやき

藤田屋 店長のつぶやき
【ワインみたいな日本酒から考えた、日本酒とワインの違いや影響。】

 

日本酒とワイン。

アルコールを含む醸造酒だということ以外は、ほぼ別物ではあるのですが…

 

この双方に特化して扱っている私(店長)として、「味わいの面から」その違いを考えてみたら…

なんだかワクワクしたので、共有してみようと思って書きました。

 

(※考察しつつ書いたため、全体に文脈のまとまりが弱いかもしれません。すみません(–;)

 

◆キッカケは『ミーノ・デ・ブラン』

 

キッカケとなったのは、ワインみたいな日本酒『ミーノ・デ・ブラン』の存在です。

岐阜県イビの所酒造さんが造った日本酒なのですが…

2月の「今日のヒトコト」で、こんな話題を書きました。

 

 

> 辛口白ワインを目指した日本酒『ミーノ・デ・ブラン』をスタッフ皆で試飲してみました。
> しっかり重みある味わいは、確かにワインのようで、酸度3.0のスペックに納得です。
> しかし甘ったるさはなく、意外にキレ良いのは、日本酒度+10だからでしょうか。
> 明確な白ワインとの違いは、後口にお米の味わいが残る点ですね。
> 普通に日本酒としてもおいしくて、社長が特に気に入ってました(^^)

 

このように、日本酒とワインのハッキリとした違いはあるのですが、味わいの面では、非常にそれらしさを感じるという結果に。

 

再現を目指したことで、日本酒の新たな味わいが造り出せたのだと思います。

挑戦的で面白く、日本酒の可能性を探る上でも、良い試みだなと感じました。

 

(※今回は商品紹介の回ではないので、これ以上は書きませんが、もし『ミーノ・デ・ブラン』に興味がある方は、こちらのページの後半を読んでみてください。

 

◆なぜワインらしさを感じたのか?

 

日本酒ミーノ・デ・ブランには、ワインらしさが感じられました。

 

でも日本酒とワインは、原材料はお米とブドウで、全く違います。

発酵方法だって、並行複発酵と単発酵という違いがあります。

同じ醸造酒に分類されるけど、別物です。

 

それでも「らしさ」を感じたのは、「味わい」の要素が近しかったからだと思います。

今回はそれが「重み(=ボディ)」や、「味わいの幅」でした。

 

◆味わいの差が生まれる理由。

 

一般的な日本酒は、ワインに比べて、ボディや味わいの幅は、弱くなるものだと思います。

 

それはワインが、ブドウの茎や外皮も利用たり、場合により貯蔵を樽で行ったりと…

そうして様々な味覚要素がワインに付加されるからです。

 

一方で日本酒(清酒)は、精米して研ぎすまし、中心の心白部分のみを使います。

稀に樽の香りをつける場合もありますが、現代ではステンレスタンクや瓶での貯蔵が多いです。

そのため、ワインと比べれば、クリアでシンプルな味わいになります。
(むしろ、それが良いところともいえますが)

 

◆「皆が求める味わい」から外れることで。

 

このように考えると、原材料や発酵方法はもとより、それぞれに「皆が求められる味わい」にも、大きな差があるようです。

 

ワインは、より味わいが複雑なものが良いとされ、日本酒は、より清らかで澄んだものが良いとされる。

私の実感では、そんな傾向があります。

 

でも、だからこそ、今回のように日本酒でワインを目指すことは、枷を外して新たな味わいを探求することに繋がっている、と感じました。

 

味わいが複雑な日本酒があったっていいし、清らかで澄んだワインがあったっていいじゃない、というわけです。

 

◆いろいろな可能性が。

 

実は『ミーノ・デ・ブラン』には おりがらみ版があります。

オリを味わいに利用するのは、ワインにもあるアプローチです。

また、酒粕に近い成分であるオリは、味わいをより複雑にするでしょう。

 

逆にワインも、外皮を完全に取って、さらに実すらも削って作ったら、日本酒的な造りに近づきます。

そういう発想で造られたもの、私が思いつくくらいだから、実はもうあるのかもしれませんね(^^;

 

こうして考えると、いろいろな可能性があって面白いなと、私は感じるのです。

 

◆世の動きに感じる予感!

 

『ミーノ・デ・ブラン』だけでなく、ワイン的な日本酒は登場しています。

有名なワイン生産者が、日本で日本酒造りをはじめた例もあります。

 

日本酒の知名度は、海外で上がりつつあります。

まだまだ、これからですけどね(^^;

でも、日本酒が有名になったら、日本酒を目指したワインが出てくるかもしれません。

(もし、もうあったら、ごめんなさい)

 

今後、ますます面白いお酒が出てくる予感に、ワクワクしますね(^^)

 

◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!


【小さな「うれしい」「たのしい」「幸せ」をつむぐ】
藤田屋本店 <地酒とワインとお取り寄せ食品の店>
店舗 9:00~19:00(土日も営業)
岐阜県大垣市新田町3-8