「ヌーヴォーが倍」の中、いつもの価格で飲む方法！
【「ヌーヴォーが倍」の中、いつもの価格で飲む方法！】
ニュースで「今年のボージョレ・ヌーヴォーは価格が倍」と聞いて、驚いた方も多いのではないかと思います。
（※写真は2021年のヌーヴォー入荷時の様子です）
これには理由があります。
ご存知のとおり、ロシアのウクライナ侵攻に端を発する物価上昇が起きています。
日本国内にも影響があり、エネルギーを始め様々な物が値上がりしていますよね。
そして、ヨーロッパの主要国では、日本以上に大幅な物価上昇が起きているらしいです。
◆航空便が最大の理由
また、それ以上に影響が大きいのが、航空便(飛行機)の価格です。
ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は11月の第3木曜日ですが、そこに間に合わせるには、航空便で輸送する必要があります。
ところが現在、フランスと日本の間を飛ぶ飛行機のルートに影響が出ています。
ロシア上空を飛ぶことができないのです。
ルートが普段より大回りとなって燃料が多く必要になり、その燃料自体の価格も高騰しています。
加えて、航空便の運行数も減っており、さらに価格は高騰します。
結果、航空便運賃が大きく価格に転嫁され、倍という結果になったようなのです。
◆稲葉さんの一計
ヌーヴォーは年に一度、ワインの新酒を たのしむ日。
それが価格上昇によって奪われてしまうのは、寂しいことです…
そこで、当店が最も信頼するワイン輸入商社の稲葉さんが、一計を案じてくれました！
船便での輸送日程を早めたのです。
実は毎年、ヌーヴォーには航空便の他に、遅れて届く「船便」があります。
例年は年末から年明け頃に届く、この船便を、11月下旬の到着にリスケジュールしてくれました！
もちろん燃料価格は上昇していますが、船便は航空便ほどの大きな影響はないようで。
船便であれば、今年も昨年と近い価格でヌーヴォーを販売できそうです。
11/17の解禁日当日とはいきませんが、それから2週ほど後には、いつもどおりにヌーヴォーがたのしめます！
◆藤田屋はどうするか？
こうした状況で、当店は酒販店として、どうするべきか、正直悩んでいます。
お客さまが求めているのは、どちらなのか…
・2倍の価格でも解禁日当日に飲みたい！
・2週間後でもいいから、いつもの価格で飲みたい！
コメント、メール、お電話、お店で。
ぜひ意見をお聞かせください(_ _)
◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると、うれしいです(^^)
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【酒の藤田屋本店】
店舗 9:00～19:00（月～土・日も毎日営業）
岐阜県大垣市新田町3-8
