古代の発酵容器「アンフォラ」のワイン!
2021/04/01
カテゴリーワイン
【古代の発酵容器アンフォラのワイン!】
当店が最も信頼するワイン輸入商社の(株)稲葉さん。
毎月ものすごい文章量で、ワイン生産者のこだわりや成り立ちを書いたお便りを送ってくれます。
その中から、これは!と目に留まった写真がありました。
「アンフォラ」という容器で、ブドウが発酵している様子です。
現代のワイン造りは、木樽やステンレスタンクで発酵を行うのが主流ですが、約8000年前の古代には、このアンフォラという「素焼きのカメ」が使われていたそう。
近年、自然派の造り手の間で見直されて、復活してきたようです。
容器としては、木樽のようにわずかに空気を通して熟成を進める一方で、ステンレスタンクのように容器由来の風味が付かないため、ブドウが持つピュアな味わいが表現できるという。
まさに、いいとこ取りな発酵容器。
ただ、やはり古代の容器だけあり、利便性は低く、ワイン造りは大変な様子。
稲葉さんの取扱いワインでは、生産者テヌータ・ラ・ヴィオラが、わずか約500本だけ生産しているようです。
そのため、お値段も1本4,400円とお高め。
店長はがぜん気になっていますが…
スタッフにも相談して、仕入れるか決めたいと思います。
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【酒の藤田屋本店】
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