岐阜イビの日本酒「房島屋」の、春に向けた新しいお酒!『房島屋 兎心BLACK五百万石 2024』&『ミーノ・デ・ブラン』
岐阜・揖斐(イビ)の日本酒「房島屋」でおなじみの所酒造さんから、春に向けた新しいお酒が届きました!
その2品を紹介します。
【1】200本限定、2年ぶりの特別版!
【2】藤田屋 初登場! 白ワインのような日本酒。
【1】200本限定、2年ぶりの特別版!
西暦を冠した特別版が登場するのは、2年ぶりです。
その名は『房島屋 兎心BLACK 五百万石 2024』。
ほのかな炭酸の、プチプチした ここちよい刺激が特徴の、Neo日本酒「兎心BLACK」シリーズです。
◆品名は似てますが、違います!
『房島屋 兎心BLACK 五百万石』といえば、年末年始に別の特別版が出ていました。
辰年の干支を冠した『房島屋 兎心BLACK 干支シリーズ 2024(辰)』です。
(※左が『無印』、右が『干支シリーズ2024』の外観です)
ご紹介する本品は、その特別版の第2弾。
品名は『房島屋 兎心BLACK 五百万石 2024』
…うーん、いつものことですが、「房島屋」銘柄は品名が似ていて、見分けづらいです(^^;
しかし、その中身には、キッチリと違いがあります。
それは、発酵に使われた「酵母の違い」です。
◆酵母の違い!
ここからは、上記の3品をそれぞれ『無印』『辰心』『2024』と呼び分けますね。
・『無印』…五百万石100%使用。香り高めで、ガス感と酸味をマッチさせた軽めのテイスト。
・『辰心』…麹米あけぼの、掛米 五百万石。初期の無印に近い、香りより味わい重視のバランス。
・『2024』…五百万石100%に「G2酵母」を使用。華やかな吟醸香と上品な酸味のバランス。
こうして見ると、より『無印』に近いのが『2024』ですね。
そして違いは「酵母」。
発酵に使う酵母は、日本酒の味わいに強く影響を与えます。
◆「G2酵母」とは?
『2024』に使われた「G2酵母」とは、岐阜県内の酒蔵のみ使用を許された、岐阜県が開発した酵母です。
全国的に今までにない領域の酵母を目指して造られたもので、「華やかな香りに辛口、食中酒向き」というコンセプトを持っています。
リンゴのような甘酸っぱい香りがするとか。
同じ酒米が、酵母の違いで、どれほど味わいが変わるのか?
ぜひ『無印』と呑み比べてみてください(^^)
本品は200本のみの限定醸造品ですので、今期の再入荷は難しいです。
「呑んでみたい」と思ったら、ぜひ早めにご予約ください。
◆ご予約方法
本品は現在、お店で販売中ですが…
お電話で確認&ご予約いただくことで、確実に手に入ります。
ご予約の受付は、店頭でスタッフに伝える他、お電話でも可能です。
【1】でんわ番号 0584-89-1221 へかけてください。
【2】「『ところブラック ごひゃくまんごく 2024』の予約です」とお伝えください。
【3】ご予約本数、ご氏名、お電話番号をお聞きします。
房島屋 兎心BLACK五百万石 2024
… 720ml 1,800円 (1,980込)
【2】藤田屋 初登場! 白ワインのような日本酒。
「シャープな味わいの 辛口 白ワイン」をイメージした日本酒。
日本酒度+10、酸度3.0という珍しいスペックも、おもしろいです!
その名は『ミーノ・デ・ブラン』。
岐阜県産の一般米(←酒造好適米ではないお米、という意味)の「ハツシモ」を掛米に使っています。
さらに、麹(こうじ)に白麹を50%ほど使って、独特の酸味をもたせています。
日本酒度+10、酸度3.0という、超濃醇な辛口の仕上がり。
「房島屋」シリーズとは異なるタイプの純米酒として造られました。
美濃地方発の、新たな日本酒の提案です!
◆藤田屋スタッフも試飲しました!
店長も、実際に試飲しみました。
普段はワインもたくさん試飲しているので、比べてどんなものか、気になります。
まず上立ち香は、日本酒らしいお米の香りに、やや柑橘のニュアンスが複合した感じです。
口に含むと、シッカリした味わいが。
甘味と旨味が主体で、酸味もややあります。
鼻に抜ける含み香は、かなりお米らしく。
ここはワインと明確に違う点ですね。
酸度が高いので、ボディ(厚み)がスゴイです。
私は このボディ感に、白ワインらしさを一番感じました。
後口には、甘味はキレて残りませんが、旨味は残る感じ。
味わいが濃いので、料理と合わせる場合、水のように何にでも合うとはいきませんが…
この厚い旨味が上手くマッチしたとき、他では味わえない、大きな満足感が生まれると思います。
店長以外のスタッフにも、のきなみ好評でした。
特に社長は気に入ったようで、「これは おいしい!」と言ってました(^^)
◆おりがらみ版も!
本品には、通常版の他に、「おり」を残した おりがらみ版もあります。
お米の甘味や旨味が、より強く感じられるバージョンです。
(※おりがらみは、通常版の濃緑色のビンに対して、明るい緑色をしています)
「おり」とは、日本酒の製造工程での、しぼった直後に出る沈殿物のこと。
成分的には「酒粕」に近いものです。
ワイン造りでも「おり」は生じますし、基本的には除かれることが多いですが…
生産者のコダワリで、あえて一緒にビン詰めされることもあります。
こういうところも、ワインと共通していて、おもしろいですね(^^)
◆ご予約方法
本品は現在、お店で販売中ですが…
お電話で確認&ご予約いただくことで、確実に手に入ります。
ご予約の受付は、店頭でスタッフに伝える他、お電話でも可能です。
【1】でんわ番号 0584-89-1221 へかけてください。
【2】「『ミーノ・デ・ブラン』の予約です」または、
「『ミーノ・デ・ブランの おりがらみ』の予約です」とお伝えください。
【3】ご予約本数、ご氏名、お電話番号をお聞きします。
(※よくみると、ラベルデザインが漢字の「白」を模してますね)
ミーノ・デ・ブラン
… 720ml 1,400円 (1,540込)
ミーノ・デ・ブラン おりがらみ
… 720ml 1,500円 (1,650込)
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【小さな「うれしい」「たのしい」「幸せ」をつむぐ】
藤田屋本店 <地酒とワインとお取り寄せ食品の店>
店舗 9:00~19:00(土日も営業)
岐阜県大垣市新田町3-8