梅から桜へ「花見酒!の はじまりと今」藤田屋 店長のつぶやき Vol.64
2025/02/28
カテゴリー店長のつぶやき
藤田屋 店長のつぶやき Vol.64
【花見酒!の はじまりと今】
もうすぐ春ですね!
(↑画像生成AIで作ったイメージ図。それっぽい雰囲気でてます)
日本の春の風物詩のひとつ「花見酒」。
桜を愛でながらお酒をのみかわす、この文化を調べてみました(^^)
◆はじまりは?
その起源は諸説ありますが、奈良時代に中国から伝来した「梅見」と言われます。
それが梅から桜へと主軸が移ったのは、平安時代の貴族文化からだとか。
『源氏物語』には、桜を愛で詩を詠み、お酒をたのしむ様子があるそうです。
◆どう広がった?
鎌倉時代から徐々に、武士や町人にも花見が広がりました。
豊臣秀吉の「吉野の花見」「醍醐の花見」など、歴史で伝わるものもあります。
江戸時代になると、桜の名所が増え、庶民にも広く浸透しました。
この頃には、弁当と一緒に日本酒を持ち寄る形が定着。
お酒は「お燗(かん)」にして呑むことが多かったようです。
◆現代のお花見は?
現代になってからも、お花見のスタイルは変化しているようです。
昭和や平成前半くらいまでは、一升瓶を持ち込んで、皆で回し飲みする姿が一般的でした。
私も昔よくテレビ中継で、桜の下で多くの人がドンチャンと盛り上がる姿を観た覚えがあります。
最近では、持ち帰りの手間や飲みすぎ防止もあって、お酒は小瓶が中心。
お花見は、静かに たのしむスタイルへと変化しているようです。
◆お花見にオススメのお酒!

ワインなら、辛口のロゼ!
桜のように、ピンクのお酒です。
白ワインのような飲み口なのに、赤ワインのような渋みがほのかにあって、満足感も高いです。
春のぽかぽか陽気の中、風は少し涼しい季節には、この味わいがピッタリだと思います♪
冷やすと白に、常温だと赤に近しく、味わいが変化するのも面白いところです(^^)

日本酒なら、『醴泉 活性にごり』はどうでしょうか。
生詰めのフレッシュな味わいに、発泡性があって さわやかな飲み口♪
「にごり」からくる甘味と うま味が、呑み応えを演出します!
要冷蔵なので、クーラーボックスだけご用意くださいね。
◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです(^^)
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