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初ガツオで、節目を感じる夕べ:店長日記

2022/05/16

カテゴリー店長日記

【初ガツオで、節目を感じる夕べ:店長日記】
年に一度、焼津港から直送してもらう、特別な「初ガツオ」を食べました!
藤田屋で、完全予約制で販売したものです。
 
 
とっても新鮮な初ガツオなだけあり、プリプリとした身に弾力があって、味わいもしっかりしており、美味しかったです(^^)
 
口に含んで「含み香」を意識すると、炭火の香りが強まり、カツオの身の甘味旨味がより良く感じられて、さらに美味しくなりました。
 
もれなく付いてくる「特製ポン酢たれ」がまた旨くて。
店長は、写真のように小皿にポン酢を入れて、たっぷり浸けて食べます。
お行儀悪く、小皿から直接の「追いタレ」をすることも(^^;
 
 
せっかくなので、お酒との相性も試してみました。
 
日本酒は『房島屋 兎心BLACK ひだほまれ』。
酸度が高い、濃醇な原酒のお酒です。
 
やはり生のお魚との組み合わせですので、日本酒は問答無用に会いますね。
カツオの旨味と日本酒の旨味、それぞれ違う成分が一体となり、口中を満たしてくれます。
 
ただ、カツオのたたきは冷たい状態で食べるものですので、日本酒の味わいは、もう少し抑えめのものの方が、より味わいが相乗効果を出したかもしれない、と個人的には思いました。
 
 
ワインは、まず、先日 新入荷した『ランブルスコ・セッコ』を。
辛口の赤スパークリングです。
ワインは酸味が強くて、タンニンは控えめな味わい、炭酸は強すぎません。
 
ポン酢たれの酸味と合うかな?と試してみましたが、相性は、まずまずといったところ。
くさみが強まるようなことはありませんでしたが、それぞれが独立した味覚という感じでした。
 
 
そこで、冷蔵庫にあった、タンニンをよく感じる赤ワインとも合わせてみました。
すると、タンニンが炭火焼きの香りとマッチし、相乗効果を発揮!
口中でのマリアージュが起こりました。
 
やはり、たたきには、ワインの樽香やタンニンが、相性を発揮するのかなと思います。
 
ひょっとしたら、『ランブルスコ・セッコ』は冷蔵庫の温度(7℃前後)だったので、さらに氷水で冷やして飲めば、印象が違ったかもしれません。
 
ただ、カツオのたたきが先に無くなったため、今回は試せませんでした(^^;
 
 
そういった感じで、年一回の初ガツオを、美味しく たのしく食べる夕べを過ごしました。
 
一年も約半分が過ぎましたが、私にとっては、その節目を感じる味覚が初ガツオです。
残る半年も頑張るための、英気を養えました(^^)
 
とはいえ、カツオの旬は年2回。
実は10月に、もう一度カツオを たのしめる季節がやってきます。
脂が乗った「戻りガツオ」にも期待です!
 
◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!(^^)
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【酒の藤田屋本店】
店舗 9:00~19:00(月~土・日も毎日営業)
岐阜県大垣市新田町3-8