超レアな日本酒『醴泉 撥ね絞り』を試飲できたので、感想を書きます!
岐阜県養老郡・玉泉堂酒造の超限定酒『醴泉 撥ね絞り』。
酒屋といえど、ここまでレアなお酒はなかなか試せませんが、機会があり、ほんの少しだけ試飲することができました!
★醴泉 純米大吟醸 撥ね搾り 720ml @2,700円+税(会員限定)
★醴泉 純米大吟醸 撥ね搾り 1800ml @5,400円+税(会員限定)
自分なりの味わいの感想を書きたいと思いますが…
その前に、『醴泉 撥ね絞り』がどんなお酒か軽くおさらいを。
『醴泉 撥ね絞り』は、「醴泉」銘柄の最高峰『醴泉 正宗』の兄弟分です。
『醴泉 正宗』と『醴泉 撥ね絞り』は、麹米・掛米に「兵庫県東条産 特A地区 山田錦」を精米歩合35%で使用。
全量手洗米、麹蓋による製麹など、こだわりの粋を極め造られます。
この仕込み酒をしぼるとき、中間の「中汲み」を集めたものが『正宗』、最初と最後の「初垂れ(荒ばしり)」と「攻め」を集めたものが『撥ね搾り』となるのです!
さらに詳しい情報は、次の記事で紹介しています。
各6本のみ限定入荷!「醴泉」期間限定品の中でも、特に入手困難な逸品!35%精白の最高峰酒「醴泉 正宗」と出自を同じくする兄弟酒『醴泉 純米大吟醸 撥ね搾り』!
さて、試飲の感想です!
全体に感じたのは、非常に味わいの濃いお酒でありながら、雑味が全く感じないということ。
詳しくお話します。
同じしぼりの「中取り」である『醴泉 正宗』は非常に落ち着いたお酒で、味わいも穏やかで上品なのですが、『撥ね絞り』は個性が違い、とてもハッキリとした味わいの印象です。
シッカリとした旨み・甘味があり、酸も感じます。
これは、しぼりで最も味が濃い「攻め」部分が入っているからでしょうね!
さらに、ほんの少し、苦味がアクセントのように効いていて、少しピリッとする印象。
若々しい「初垂れ(荒ばしり)」部分の個性ですね!
ここまで個性が強いお酒の場合、旨みの酸とともに、気持ちの良くない成分も同時に抽出されてしまいがち。
しかし、『撥ね絞り』は舌に残る嫌ーな味わいを、全く感じません。
これは、醴泉シリーズ最高峰の磨きと技術が注ぎ込まれた『醴泉 正宗』由来の「綺麗さ」だと思います!
総じて『醴泉 撥ね絞り』は、「個性的なのに、とても優しい綺麗なお酒」。
お酒単体で、最高の体験ができる極上の日本酒だと思います!
今回、私が試飲できたのは、ごく少量。
さらに飲み進めれば、もっと違った個性が味わえたかもしれません。
私も心から、もっと飲んでみたかったお酒です!
残り本数は、720ml 4本、1800ml 3本のみ。
その造りから、生産量がごく限られるのは仕方のない話…
追加入荷はないと思われます。
そのため、当店メンバーズカード会員限定の販売品とさせていただいております。
(メンバーズカードはご氏名・住所のみで直ぐに登録できます)
気になっている方は、ぜひお早めにお越しください!