店長の心をわしづかみにしたワイン『アルトス・ダ・ベイラ・ティント 2019』
【店長の心をわしづかみにしたワイン】
実は、あまりお酒を飲まない店長。
自宅では晩ごはんに合わせて試飲する程度なのですが、このワインだけは、食事に合わせず、そのまま味わうために単体で飲んでしまいました。
滅多に無いことで、自分でもビックリです(^^;
そんなふうに、店長が衝撃を受けた赤ワイン。
先日2021年10月に、ワイン輸入商社(株)稲葉さんの試飲会で出会いました。
ものすごく美味しいのに、価格が1,200円。
値札のつけ間違いじゃないかと、何度か確認したほどです。
確かに、ミディアムボディなので、飲み口はやや軽めですが…
私の感覚では、2,500円前後のワインにしかないような複雑さとバランスを感じました。
1,000円台前半のワインって、普通は、物足りなさがあるんですよ。
でもこのワインだけは例外でした。
甘渋酸が突出しすぎず、でも、どれも十分に感じられるというバランス。
しかも、甘渋酸のそれぞれが、一要素でなく複数要素があるというか。
表現が難しいのですが、様々な旨味の要素が、次から次へと舌に感じられるんです。
もちろん香りも良くて、ブルーベリー系の果実の香りがします。
香りと味わいの間にも違和感は感じませんでした。
やわらかくも十分なタンニンがあり、満足感があります。
ポルトガルのワインですので、傾向としては、お隣のスペインに近い印象ですね。
原材料は、黒ブドウ「ティンタ・ロリス」が主体(70%)。
お隣スペインでは「テンプラニーリョ」の名で、両国で非常に人気のブドウ品種です。
もし「安めの予算で赤ワインを」と来店されたら、絶対に勧めたいと思って、入手しました。
そうでなくても、一度は飲んでみて欲しいと、店長 個人的には思う赤ワインです!
【店長の心をわしづかみにしたワイン】
アルトス・ダ・ベイラ・ティント 2019
… 750ml 1,200円(1,320込)
※次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!(^^)
—
小さな「嬉しい」「楽しい」「幸せ」をつむぐ
【酒の藤田屋本店】
店舗 9:00~19:00(月~土・日も毎日営業)
岐阜県大垣市新田町3-8