恒例「カツオのたたき」にピンチ! 探し、辿り着いた『一本釣りワラ焼き鰹たたき』がこれです!
2023/10/06
カテゴリーお取寄せ食品
藤田屋の恒例、季節のお取り寄せ食品「戻りカツオのたたき」について。
急遽のお知らせがあります。
◆ピンチです。
急な話で、私たちも驚いたのですが…
これまで当店に「カツオのたたき」を届けてくださっていた、静岡の山政さんが、この9月で廃業されました。
母によると、約30年ものお付き合いだったそうで、とても残念です。
長い間どうも、ありがとうございました。
ともあれ、戻りカツオの時期として、10月のお届けを計画していたので…
これは藤田屋にとってもピンチです。
◆探しました!
カツオのたたきは「節目の味わい」です。
「年末に向けての英気を養うためにも、カツオを食べましょう」と、私も皆さまにオススメしてきました。
だから、ピンチではありますが、諦めるわけにはいきません。
なんとかツテを使って、カツオのたたきをお届けできるよう探しました。
いくつか取り寄せて試食もしまして。
1ヶ月ほどかかりましたが、「これは!」という業者さんが見つかりました。
(※スタッフ田中こと、店長の母が、頑張ってくれました(^^))
カツオのたたきの本場「高知」で「一本釣りワラ焼き鰹たたき」を造る水産業者さんです!
◆ワラ焼きとは?
皆さんも、「土佐のカツオ」として、映像で見たことがあるのではないでしょうか。
稲などの茎を乾燥させた「ワラ」で、カツオを炙り焼きにする料理です。
炭と比べ、ワラ使うことで、2つの利点があるそうです。
1つは、ワラの香りがカツオの味わいに合うこと。
もう1つは、高温かつ一瞬で焼き上げられることです。
これは、ワラの炎が一瞬で800度の高温になり、あっという間に消える性質のおかげ。
皮に香り良い焦げ目が付き、皮目の脂が溶けて赤身に馴染み、赤身自体は ほとんど生のキレイな赤。
この「たたき」が最も美味しい状態を、ワラの火加減で作り出せているそうです。
◆試食の感想は?
藤田屋といえば、スタッフみんなで味見をするのが通例です。
この度のカツオのたたきも、みんなで試食しました。
表面はしっかり焼き色があり、中身は赤いお刺し身状態。
良いカツオのたたきの条件を満たしています。
これまでのカツオと比較すると、ワラ焼きによる香ばしさが、より増しています。
炭の味わいが好きな方には、より嬉しい違いでしょう。
季節柄もあるでしょうが、カツオ自体の赤身としての味わいも深くなっていると感じました。
赤身魚の独特の味わいがより際立っていて、私は好きです。
お酒との相性がハマったときは、より深~い旨味が感じられるはずです!
…というように、美味しくも、比較すると、より個性が際立った味わいです。
もしかすると好みによっては、サラリとしていた以前のカツオが良い方もいるかもしれませんが。
店長的には、こうした味わいの幅が広い食材が大好きです(^^)
◆今までと違います!
もう一つ、今までと大きく違う点が、商品の状態です。
以前は、一本釣りしたカツオを船上で急速冷凍し、港へ。
冷凍状態で焼いた後、氷水で締めた状態で、当店に届いていました。
今回は、一本釣りしたカツオを船上で急速冷凍し、港へ(ここまでは同じ)
冷凍状態でワラ焼きをした後、「再凍結」され、当店まで届きます。
そのため、お渡し時のカツオのたたきは凍った状態です。
実際に、試食のときに解凍しました。
パックのまま流水で、5~10分ほどで解凍できました。
芯に凍結した部分が少しだけ残るくらいに解凍できると、食感が締まって、むしろ美味しく感じました。
生のカツオと比べ手軽さはないですが、冷凍ならではの食べ方ができるのは、新たな魅力です。
肝心の、カツオのたたき自体の新鮮さ・味わいについても、私は以前に優るとも劣らないと感じました。
◆ご注文は次のページで!
そういったわけで、なんとか「節目の味」を今年も たのしめそうで、安心しました(^^)
調理法が違うため、これまでのカツオのたたきとは、味わいの方向性が少し違いますが…
美味しいのは我々スタッフが保証しますので、ぜひ変わらず食べてほしいです!
商品の詳細や価格、ご注文方法などは、次のページでご案内します。
以前にレターでお知らせした日程にも変更があります。
↓こちらのボタンをタップ(クリック)してくださいね!
そして、食べた後は、ぜひ感想を聞かせてください。
今回は、新たな提案ですので、特に気になってます(^^;
◆次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!
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小さな「うれしい」「たのしい」「幸せ」をつむぐ
藤田屋本店 <地酒とワインとお取り寄せ食品の店>
店舗 9:00~19:00(土日も営業)
岐阜県大垣市新田町3-8