ワイン通への贈り物に、このワイン!コルピナットのパラヘ・カリフィカード『カバ・レセルバ・ファミリア・サバテ・イ・コカ・ブルット・ナトゥレ 2011』
【ワイン通への贈り物に、このワイン!】
この度、入手した特別なワインは、相当なワイン通しか価値を知らないかもしれません。
知ってもらうには、スペインのスパークリングワインについて、少しお話する必要があります。
◆カバとは?
スペインのスパークリングワイン(以下SPK)、飲んだことありますか?
主に「カバ」と呼ばれるSPKです。
名前の由来は動物のカバ…ではなく、「Cava=セラー・洞窟」です。
スペインのカバは、高品質なのに比較的 安価で、とてもコスパの良いものです!
でも一方で、カバは「安いSPK」というイメージが強くなりすぎてしまいました。
◆造り手の悩み…
安いSPKのイメージに悩んだのが「品質を追求するカバの造り手たち」です。
大量生産のカバと同じように見られては、苦心した高品質なSPKの価値が下がってしまう、と。
◆選ばれしカバの名称!
その危惧に、原産地委員会が動きました。
2016年から、カバのプレミアムクラス「カバ・デ・パラヘ・カリフィカード」(以下パラヘ)を設定したのです。
パラヘに該当するのは、わずか9軒の造り手が持つ、12区画のワイン畑のみ。
相当に限られたスペインSPKしか名乗れない、フランスでいうグラン・クリュにあたる、本当に特別な名称なのです。
◆しかし続く議論。
パラヘの制度についても、様々な議論が起こったそうです。
その結果、6軒の造り手はカバの原産地委員会から脱退し、新たな団体を立ち上げることになりました。
その団体の名は「コルピナット」。
いつか この名が知れ渡り、シャンパンのように権威ある名称となっていくかどうか。
たのしみですね!
◆コルピナットのSPK!
もう何となくお分かりかと思いますが。
今回 入手した特別なワインは、この「コルピナット」に属する造り手のSPKです!
造り手「カステル・ロッチ」は、ブドウの栽培から醸造まで、すべて自社で行う自家醸造家。
カステル・ロッチのフラグシップSPKで、2008年は専門誌「ワイン・アドヴォケイト」で94点など、高い評価を得ています!
焼印がされた専用の木箱入りですので、贈り物にも最適です。
こうした情報は、相当なワイン通しか知らないことだと思いますので、逆に、ワインに詳しい方には喜んでいただけると思います。
ワイン通へのプレゼントとして、ぜひご一考ください!
【ワイン通への贈り物に、このワイン!】
カバ・レセルバ・ファミリア・サバテ・イ・コカ・ブルット・ナトゥレ 2011
… 750ml 8,000円(8,800込)
※2017ヴィンテージより「コルピナット」となる予定ですが、2011ヴィンテージは「パラヘ」に属し、畑名「テロハ」がタグに表示されます。
※次回ご来店のとき「読んだよ」の声が聞けると嬉しいです!(^^)
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