藤田屋のマメ知識 Vol.42【ワインを守護する聖ヴァンサン】

藤田屋のマメ知識 Vol.42(^^)
【ワインを守護する聖ヴァンサン】

 

今回は、ワイン輸入商社の稲葉さんに教えてもらったマメ知識です。

 

キリスト教では365日すべてに「聖人の日」が定められています。

 

1/22はワインの守護聖人「聖ヴァンサンの日」。
フランス各地のブドウ生産地でお祭りが行われるそうです。

 

◆聖ヴァンサンとワインの関係

 

それは名前に由来します。

 

ヴァンサンはフランス語で「Vincent」。
「Vin」=ワイン、「cent」と同音の「sang」=血という意味です。

 

ワインは分かるけど、血とは？
それは、キリスト教でワインが「神の血」とされるから。

 

「ヴァンサン」という名前は、ワインにとって、とても縁起が良い名前なんです。

 

日本で「カツ丼」を食べ「勝つ」と縁起を担ぐ、そんなイメージですね(^^)

 

◆ブルゴーニュの大きなお祭り

 

ワインの銘醸地ブルゴーニュ地方は、特に聖ヴァンサンへの信仰が厚いそうです。

 

 

毎年1月末頃に大きなお祭りが開催され、メインイベントは「聖ヴァンサンの行進」。
聖職者達が聖ヴァンサンの像を担いで行進し、ワインやブドウの恵みに感謝の気持ちが捧げられます。

 

会場となる街が毎年変わるのが特徴で、ワインの試飲ブースや、郷土料理の屋台などがたくさん出店されます。
希少なワインも提供されるとか。

 

近年、ブルゴーニュワインは世界的に人気が高まっていることもあり、このお祭りの注目度も大きく上がっているようです。

 

◆マメ知識を読んだあとは…

 

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